しもた屋ANNEX

カメラと平凡な日常と

細かいことかもしれないけど

古い人間だと思われるかもしれませんが(実際古いんだけど)、ネット上の記事を読んでいると誤字や脱字、誤変換、表現の誤りが大変多いと感じます。もちろん誰にでもミスはあるし、当然私も間違えることはある。しかしこれだけ情報に溢れた現代、スピードが命というのか、よく調べないで書いたり、書いた後で見直さないなど、人の振り見て我が振り直せなどと申しますが、仮にも文章を発表する側としては常々心に留めておかなくてはいけないなと思うわけなのね。

 

帰りに給油したガソリンスタンドにて。だいぶ日が長くなってきました。

(本文とは関係ありません)

 

私は意地悪というか細かいというか、テレビなどを見ていても、今の表現おかしいんじゃない?とか、その言い方は間違ってるなあ。などと、聞かされる妻にしてみれば面倒臭くてかなわんだろうと思う。そこで、おかしな表現に出会った時にはなるべく妻に言わず、忘れないうちにiPhoneのメモ帳に記録することにしている。今日はその中からいくつかご紹介しようと、こういうわけです。

 

順不同ですが、まずは特に気になることから。

 

・辞める

仕事を辞める、役職を辞めるなど、辞任、という意味ならいいのだ。そうではなく、行くの辞めた、とか、買うのを辞める、酒を辞めようと思う、などの誤用があまりにも多い。ほとんど毎日どこかで目にするほど。そういう時は普通に「止める」でいいと思うんですね。

 

龍が如く(のような、助詞の誤り)

ゲームのタイトルだと思います。そのゲームはやったことはないし、ゲームの内容をとやかくいうつもりはないんです。ただ、正しくは龍「の」如く だと思うんですがどうでしょうか。〇〇「が」如く、となるのは、〇〇が動詞の場合(司馬遼太郎翔ぶが如く」など)なのではないかと。これに限らず、助詞の間違いってとても多い。まあ確かに難しいんだけどね。

 

うる覚え

言うまでもなく「うろ覚え」の誤りですね。中には「ウル覚え」と書いてるのもあったりして、頭がクラクラします。こういうの挙げてたらキリがない。

 

・大手を振って…

大手を振って街を歩く、とかならいいんです。違和感を感じるのは、大手を振って賛成する、とか、大手を振って認定できる、のような書き方。「大手を振って」と言うぐらいだから、その後には動作、振る舞いが来ないと気持ち悪い。思うに「諸手を挙げて」と混同しているのだろうな。

 

細かいところで

・(道、土地など動かないものに対して)「〇〇がゴロゴロある」

空いてる土地がゴロゴロある。狭い道がゴロゴロある。等

ゴロゴロしないだろ!って突っ込みたくなるのだが

 

・障子がバラバラ ←ビリビリだろ!

・ケロッと忘れる ←コロっとだろ!

・シラっと〇〇する ←シレッとだろ!

・(複数のものが)ブッキング ←バッティングだろ!

・餅屋は餅屋 ←当たり前だろ!

 

爺は興奮してきて血圧が上がりそうなので、今日はこの辺で。