しもた屋ANNEX

カメラと平凡な日常と

師走、始まる

ついに今年も最終月、12月になりましたね。またの名を師走とも言います。

朝は月が西に出ています。

 

師走の語源には諸説あるようですが、師(この場合はお坊さんのこと)が馳せる(のちに走る、に変化)師馳せ月という説が最も有力なのだそうです。昔は冬に仏事を行う習慣があり、僧侶が家々を走り回って読経などを行っていたことからなのだそうだ。

しかし、まあその説にケチをつける気はないんだけど、私としてはちょっとだけ違和感がある。まず、他の月の和名は全て(弥生以外は)〇〇月、と月がつくのに、終わりの月だけ「お坊さんが走るから師走」なんてとんちクイズみたいになってるのは唐突すぎるのではなかろうか。

関係ないが、読経・弥生・とんち、から一休さんというTVマンガを思い出しました。主題歌の中で、🎵読経は満点だよ一級品、というくだりがありませんでしたっけ?

弥生さんは桔梗屋の娘で意地悪だけど、秀念さんは弥生さんが好きなんだよな。

 

 

違うだろ… しかし「巨人学園」ってシビれるネーミングだよなぁ。

 

こっちでした。足利義満、将軍なのにフレンドリーすぎ。

 

で、私としては師走の語源に「為果つ」説を推したい。一年が終わりに近づき、今年なすべきことをやり終える月。なし終えるということから「為果つ(しはつ)月」。しはつつき、では語呂が悪いので、月が略されてしはつ、となり、長い年月の中でお坊さんが走る。はは、おもろいやんけ。となってそちらの当て字を当てるようになったと、私は思うのですね。もちろん師が馳せる説が有力だというからそれを否定するわけではないんだけど、いくつもの説があるそうですから本当のところはどうなのでしょうね。

因みに弥生は、草花がますます生えてくる、いや生い(いやおい)→やよい となった説が有力らしいですが、それもなんだかな・・

 

 

蘊蓄ついでに・・・

英語ではDecember(ディセンバー)、イタリア語はdicembre(ディチェンブレ)と言いますが、どちらもラテン語由来で10を表す語から来ています。9月、10月、11月、12月が、それぞれ7、8、9、10を表す語が由来です。2ヶ月ずつずれているのは、ローマ時代の皇帝が1月から8月までの月名に自分の名前や神話の神の名前なんかに改名しちゃったからだそうですね。

 

…とまあ、ネタがないのをいいことに好き放題書いてしまったなあ。

最後に、今回の写真は全て今日のテーマ「月」にちなんで月の写真なのですが、全部昨日の写真でしたスミマセン!🙇🏻

 

ワシ関係ないがな…