しもた屋ANNEX

カメラと平凡な日常と

木曽三川・チューリップ祭に行ってきました

年度末の最終日で日曜日の今日、天気は晴れ〜薄曇りで暖かかったので、前回この公園に行った時はまだ準備中だった春の恒例チューリップ祭に妻と2人で行きました。

 

前回行った時とは↓

shimotaya.com

 

人気のイベントで人が多いだろうからと、裏手にある第二駐車場から入ろうとしたのだがこれが裏目に。そこは今日は高齢者、障害者専用になっていたのでした。まあ仕方ない、と第一駐車場へ行くとすでに満車で、長い列を並ばなくてはならなかった。すると、捨てる神あれば…である。満杯になっている手前の駐車スペースから出る車があり、警備員の方がたまたま近くにいた我々をそこへ誘導してくれたのだった。あっけないほど早く、しかも一等地に停めることができて、何だか悪いみたいでした…

 

 

ともかく入園することができ(無料)、広大な敷地に咲き誇るチューリップや菜の花などを堪能することができました。もちろん私の目的は写真撮影なので、広い園内をゆっくりと散策しながら撮影しました。

 



持っていったのはSONY α7IIにレンズはキヤノンEF17-40L。SIGMAのMC-11マウントコンバーターを介して取り付けています。

 

 

出かける前にどのカメラを持っていくか迷ったのですが、せっかく久しぶりに撮影に出かけるのでフルサイズ機が使いたい、また広い場所だから広角ズームなんかどうだろう、という感じでこのセットに決めたのですが、これはちょっと失敗でした。

というのも、先ほど書いたように人気のイベントであり園内はなかなかの人出。どちらを向いても人だらけで、広角レンズではどうしても人が写ってしまいます。じゃあと近接撮影を試みようとしても広角では大きくは写せないし、被写界深度が深いので背景をボカすのも難しい…撮影を始めて間もなく気づいたが時すでにお寿司。ただ広い公園が家族連れで賑わっている様子、という記念写真のような写真しか撮れないのでした…まあ腕の悪さですけどね。

 

 

まあ写真はそんな体たらくでしたが、久しぶりの行楽気分で夫婦ともに楽しめましたので良かったとします。

 

今回α7llを持っていくことにしたのにはもう一つ理由がありました。それは、自身にとってα7シリーズ2台目であるこのカメラを買い替えるかどうかで現在悩んでいるからなのだ。詳しくはまた日を改めて書きますが、今回は現在のα7llの使用感を再認識した上で買い替えの是非を考えようと思った次第。

 

実はこのチューリップ祭には格別の思い入れがありまして。というのは、ずっと昔まだ娘が小さかった頃にこのイベントを訪れ、当時買ったばかりのミノルタα-303siにシグマの安いズームレンズというセットで、カメラ任せで撮った写真が素人にしてはやけにいい写真だったのね。非常に気に入ったその写真を、30年以上も飾っていて、その後も何度かこのイベントに行ったのだけど、この写真を超えるものがいまだに撮れていなかったという。それがこの写真です↓  ネガはどこにしまったっけ…

何十年も飾ってあったのでかなり色褪せているし、今思うと大したものじゃないんだけど、安いレンズが功を奏したのか、遠くの方が滲んだようになってるのが幻想的に感じてお気に入りでした。その後デジカメでもトライしたけど再現できなかった。今回もレンズ選定ミスであえなく撃沈😢

 

ともかく園内を一周してチューリップ畑を撮影し、昼前に公園を後にして猫ちゃんたちの(昼寝して)待つ我が家へと帰ったのでありました。