せっかく買ったα7Ⅲ、なかなか持って出かける機会がなくてもったいないと思い、家の中でも使ってみようと、今日はしまい込んであったオールドレンズを取り出して来ました。
フレクトゴン2,8/35 m42マウントです。急に思いついたので慌てて撮りました…
これを買ったのはずいぶん前で、まだミラーレス機ではなくPENTAXのaps-c一眼レフ*ist DSに純正のスクリューマウントアダプターKで取り付けていました。もう20年ぐらい前でしょうか。
広角らしく丸みを帯びた前玉がカッコいい。
旧東ドイツのCarl Zeiss Jena DDR製フレクトゴン35mm。このレンズの中では中期型と呼ばれるタイプで、ピントと絞りのリングがいわゆる「ゼブラ柄」になっているのが特徴です。1965年発売とのこと。
これが無限遠の状態。
最短距離ではこんなに伸びます。
性能面での大きな特徴は被写体に寄れることで、最短撮影距離は18cm。当時はともかく現代ではそれほど広角とも言えない焦点距離なので、被写体を大きく写すことができ、オールドレンズの割には癖が少なく使いやすい。私の持っている旧レンズの中でも稼働率の高かったレンズです。
肉じゃが
焼き鳥。何の工夫もない写真ですみませんが、こういうテーブルの料理などを撮るにはピッタリです。
レンズ保護も兼ねてフードを取り付けています。
それにしてもこのような素敵なカメラやレンズをたくさん持っているというのに、全然使わない時期があったのは何度も書くけど本当にもったいなかった。α7Ⅲを買ったからα7Ⅱは手放すつもりだったけど、オールドレンズって取り付け・取り外しに結構気を使うものなので、α7Ⅱを手放さずに、オールドレンズ付けっぱなしで使おうか…なんて考えが頭をよぎったのでした。ただでさえカメラが多すぎるというのに困ったもんです。