昨日のフレクトゴン35mm F2,8を受けて、今日もオールドレンズについて書きます。
昨日と同じ旧東ドイツのCarl Zeiss Jena DDR のレンズ、フレクトゴンの20mm F4。ゼブラ模様から同じ1965年ごろの製品かと思われます。ただし昨日のはm42マウントでしたが、こちらはエキザクタマウント。m42より少し安く買えたのだったと記憶しています(当時オールドレンズの値段が高騰していた)。これを買ったのも20年ぐらい前で、一時期エクサやエキザクタなどのオールドカメラに凝っていたこともあっての選択でした。
前玉の大きさが威容を誇る。
20mmという超広角ですが、この時代としてはかなりの性能で、現代のレンズと比較してもそれほど遜色は感じません。もちろんコーティングなど、前時代のものですから逆光性能などは比べるべくもありませんが…
エキザクタ特有のシャッター兼絞り込みボタンがあるため、アダプターを介して装着するとちょっと変。自動絞りは当然使えませんので、ボタンをひねって実絞りモードにしておきます。
まあ写りも面白いですが、何と言ってもこの外観。レンズの突出も含めて、見た目で選んだと言っても過言ではありません😅
肝心の写りはというと。
最近よく行くようになった妻の部屋でくつろぐ郁。驚くほどシャープ…ということはないですが、60年前のレンズ、しかも超広角ということを考えたら上出来です。最短撮影距離は0.5フィート(約15センチ)。
35mmと比べると色があっさり目にも思えるけど十分使えます。
オールドレンズの「味」などとよく言いますが、そんな味わいのある写真を撮るためにはもっと持ち出して使わなくてはいけませんね。最新のレンズも使いたいし、悩ましいところ。でも最も悩ましいのは、忙しくて撮りに行く暇がないこと。あ〜早く退職したいなぁ😞
今日はここまでにします。