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カメラと平凡な日常と

私SHIMOTAYAのデジカメを大公開しちゃうぞ②SONYミラーレス編

昨日は節分、節分が過ぎた今日は立春でした。暦の上ではもう春になったということですね。

気温は日に日に高くなってはいますが、今日などは風があり体感温度は低く、とても寒かった。

 

さて先日の続き、作者SHIMOTAYAが現在所有しているデジタルカメラをご紹介していきます。とはいうものの、よほどのことがない限り最新型は買わない(買えない)この私。今回のカメラも我ながら絶妙なチョイスだったと自負しています。これから中古のデジタルカメラを買おうと思っている方に、何かの参考になれば幸いです。

では行ってみましょう、今回はSONYのミラーレス機を3台ご覧いただきます。

 

SONY NEX C-3 この小ささでaps-cというのが信じられなかった。この写真では純正パンケーキ広角レンズがついていますが、実際はアダプター+オールドレンズ で使うことがほとんどでした。

 

2011年発売。その頃、ペプシNEXという飲料が人気だったためか「ネックスC-3」だと思われがちだが、SONYによると「エヌイーエックス」と呼ぶのだそうだ。またこれでもαシリーズの一環であり、向かって右肩にはさりげなくαの文字が光る。正式にはα NEX C-3が機種名なのだ。

 

それまでのこのシリーズは、NEX-3とNEX-5の2系統があり、この機種はその派生型といった位置付けだった。元々超小型のaps-c機だった3、5だったのだが、この機種でさらに小型化して、aps-c機としては世界最小・最軽量だった。とにかくシンプルで、背面モニター以外にファインダーの類はなし。当時私は人前でファインダーを覗くという行為がなんとなく恥ずかしくて、チルト式のモニターを水平に開いた形で上からローアングル式で撮るのが好きだったから、ファインダーがないことに不満はなかった。何よりこれを買ったのは、こんなにコンパクトなのにaps-cセンサーを搭載していること。そしてこれが一番重要だったのだが、さまざまなレンズマウントに対応したサードパーティ製のアダプターが数多く存在していて、安価に買えるオールドレンズが選び放題だったことだった。それまでもPENTAX*ist Dsに、純正のマウントアダプターKでM42スクリューマウントを取り付けて使っていたのだが、ミラーレス機でもっといろんなオールドレンズを使ってみたかった。

このC-3の時は一人旅にはまっていた頃だったので、毎週のように色んなところへ行って撮りまくった。これが後々役立つ、カメラの勉強にもなった。以前のブログを始めたのもこの頃。ある意味私の、原点とも言えるカメラなのである。さすがに古くなって、一部ボタンの接触が悪くなってはいるが、バッテリーがこの後の機種と共通なので今でも使用可能なのだ。

 

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NEX-6

SONYの戦略は大当たりし、NEXシリーズは大人気となって次々と新型が発売されていった。上位機種のNEX-7NEX-6が出た時は羨ましく思ったが、純正レンズはほとんど使わずオールドレンズばかり使っていた私には最新型はあまり意味をなさないだろうと指をくわえて見てるだけ。後にフルサイズのα7を買って、しばらくしてからこのNEX-6を中古で手に入れたのだった。憧れの機種が2万円ぐらいで買えたんだから大満足でした。

 

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カメラは大好きだけどあまりお金はかけたくない。レンズはこれまたSIGMAのArt 30mm F2.8 。このレンズは安くてよく写るし、コンパクトで軽く、しかもかっこいい。35mmに換算すると45mm程度の画角で使いやすい。フルサイズのα7があるから要らないだろ、と思われるかもしれませんが、使ってわかるこの軽快さ。特にシャッター音、感触ともに歯切れが良く、私が持っているデジカメの、一眼レフを含めた中でも最も使ってて気持ちいい。バッテリーの持ちもフルサイズよりはいいし、さらに上位だったNEX-7は独特の凝った操作感だったのに対し、(たぶん不評だったので)後から出た6は普通のダイヤル式に退化?している。高感度とか連写とかが特別すごいわけではないんだけど、なぜか手放せない一台なのである。

 

 

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SONY α7II 

私の、ミラーレス主力機です。初代α7は発表日に名古屋のソニーストアで行われたイベントで実機に触れてみたり、私にしては唯一、発売日に届くように予約したりと大興奮だった。何しろ、あらゆるレンズを取り付け可能なEマウントの、フルサイズ判が出たのだから。これで35mm判のオールドレンズが本来の画角で使い放題。もう換算何ミリ、などと計算しなくて良いのである。初代もかなり使ったけど、IIが出てからかなり経って、買い換えた。実は初代にはなかった手ぶれ補正が装備されるようになったから。結果、もうこれ以上のカメラは自分には必要ないとまで思うようになり、逆にカメラ熱が冷めてしまったほど。このシリーズもIII、Ⅳまで出て、さらに上位機種のα9とかα1というプロ仕様も発売されるに至り、とにかく高額になった。私自身は単に趣味のカメラ好きに過ぎないので、50万60万なんてとても出せない。連写もそんなに必要ないし。ただIII以降はバッテリーが大型化したのでそこはちょっと惹かれるところ。

 

 

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もともとは安いオールドレンズを使いたくて買ったαシリーズであったが、最近ではこのような純正の定番レンズとかシグマのアダプターを介してキヤノンのEFレンズをよく使う。オールドレンズはexifなどの情報が残らないので、ズボラな私は最近はついついAFレンズばかり使っている。

 

これまでにご紹介したのは、先日書いたPENTAXの一眼レフと、今回のSONY製ミラーレスカメラでした。あとは昨年初めて導入したマイクロフォーサーズと、PENTAXのミラーレスといえばミラーレスだが…というPENTAX Qなどについても近日中にまとめたいと思っています。