しもた屋ANNEX

カメラと平凡な日常と

雨の庭先でマクロレンズを使う

日曜日の今朝も、予報通り朝から雨。昨日同様、猫ちゃんたちにごはんをあげてからのんびりしていた。やっぱり休みはいいなあ。なんで仕事なんぞに行かねばならんのか…いや、まあ分かってはいるんだけども。

 

デカくて重いK-1。ファイルもデカくて重いので撮れば撮るほどハードディスクを圧迫、気も重い。撮影:iPhone13

 

猫ちゃんたちも寝たり起きたりしながらくつろいでいるようだったが、兄ちゃんが外を気にしていたので、お友達のクロちゃんが庭に遊びにきたのかも。どれ、写真でも撮るか、と久しぶりにK-1を取り出した。ついているレンズはFA43リミテッドだったが、猫を遠くから撮るには不向きだと思って何かズームレンズはないだろうか、とバッグの中を見たがあいにくズームレンズはなく、入っていたのはマクロ100mmだけ。まあ43mmよりは寄れるしいいか、と装着して庭先に出た。

 

 

 

残念ながらクロちゃんはとうにどこかへ行ってしまい姿はなかったが、結構雨が降っている。擬音でいうとザーザーまでは行かずパラパラよりは強い感じ。口頭で人にいうなら「バーっと」降っている、とでもいうところかな。アバウトですが。それはともかく、雨が降っているので猫の追跡は諦め、玄関先を見ると満開近くまで咲いたロウバイに雫がついていい感じ。手元にはこういう時に最適なマクロレンズがあるじゃないですか。

 

今日みたいな小雨の時にはぴったりの簡易防滴。撮影:iPhone13

 

正式名はsmc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WRと長いのですが、最後にWRとあるようにこれは簡易防滴であることを表している。つまり偶然にして今日使うにはまさに最適なチョイス(選ぶ余地はありませんでしたが)だったわけですね。

 

開放F値はf2.8。

 

最近すっかり筋力が落ちていて、カメラを構える手がフルフルと安定せず、ピントが完璧ではない。三脚などを使えばいいのだろうけど面倒なのでそこまでしない。こんなことだからいつまで経っても傑作は撮れないんだぞ。

 

jpegファイルは10MBを超えてしまい、そのままでははてなブログにアップロードできないので縮小してある。面倒くさい。

 

そこまでシビアなピント合わせはしておりませんので悪しからず…

 

 

100ミリ単焦点ということで普段使いには万能ではないのですが、マクロレンズとして優秀なだけでなく風景でも何でもきれいに写る(これまたアバウトな表現…)。ただしこのレンズに限らずPENTAXの少し設計の古いレンズはオートフォーカス時にジャー、ジャーッとリングが回転し、合焦も遅いので、動くものにはあまり向かないかな。マクロレンズとして使う時はマニュアルフォーカスに切り替えて、あらかじめピントリングを適当に合わせた上で身体や手を前後させて合わせる感じになる。AFだと一旦ピントを外した時にリングがジャージャーと行ったり来たり回転してなかなか合焦しないという事態と相成る。

 

クロちゃんには会えなかったが、外猫の中でも懐いている子が来ました。コミちゃんっていうの。

 

午後には雨が上がったので、昼食を食べる前に少しだけ庭に出て鉢植えなどを撮った。

 

まだつぼみのロウバイ

 

 

 

昔からPENTAXのレンズは写りは良くてもデザイン的には野暮ったいものが多い中、このレンズは金属鏡筒で余計なラバーリングなどもなく、なかなかカッコいいと私は思う。名前がHD DFAになったリニューアル版は少し高いけど、このsmc版なら中古で3万円も出せばかなり程度のいいものが買える。HDの方は新しいだけあってレンズ構成やコーティング、防滴性能などが改良されているらしいがお値段は2倍以上。私はこちらで十分ですが、長く使うことを考えれば頑張って新型を選んでも良かったかもしれません。

久しぶりに写真ブログっぽい記事が書けてよかったよかった😊