昨日から寒波が来ていて、雪で買い物に出られないといけないので帰りに酒などを買うためにスーパーに寄ったんだけど、たまたま目に入ったこの漬物。
飛騨名産「めしどろぼ漬」です。昔からよく家に買ってありましたが、この間ふと思い出して、久しぶりに食べたいなと思っていたら探さずともすぐに出会えました。この辺りでは昔から普通に売っていますが、検索すると「マツコの知らない世界」で紹介されたらしく今では有名に?というか普通にどこでも売ってるもんだと思ってたよ。
飛騨では同様の漬物が何種類もあるようですが、これらの基本的な原料は赤カブ。赤い色はカブを漬けた時に出る色で、着色料などは使っていないそう。めしどろぼ漬の場合は刻んだ赤カブ漬に野沢菜漬けなどが混ぜてあり、結構ピリ辛なのでご飯に合うのはもちろん、酒のつまみにもいいし、メーカーが推奨しているようにチャーハンなどに入れても美味しい。
で、昨日の夕ご飯にこれを混ぜてワシワシ食ったろ、と楽しみに帰ってきたのですが、何とご飯が炊いてなかった😩!
まあ酒のあてに食べましたけどね。
漬物にも色々ある中で、これが好きな理由のひとつがこれです。
このイラスト、昔から変わらないのですが、一度見たら忘れられない「飯泥棒」。これについて私は2つの解釈ができると考えました。
1、漬物があまりにも美味しすぎて飯がどんどん進んでしまい、いつの間にかお櫃が空になってしまった。しかしまだまだ食べ足りないこの男は、ついによその家に押し込み、お櫃をかっぱらって逃走する場面を描いたもの。(一般的なのはこのような説)
2、この漬物でご飯を食べていると、いつの間にか飯が消えてしまう。自分で食べておいて、夢中で食べていたので食べ尽くしてしまったという自覚がないのだ。あれっ飯がない!おかしいな、誰か飯を盗んだに違いない。飯泥棒!・・・と思うぐらいご飯が進む。この漬物があると何故か飯が消える。つまり飯泥棒はこの漬物そのもので、このイラストの男は飯どろぼ漬を擬人化した「めしどろぼ妖精」。(私のオリジナル説)
いずれにしても、この顔を見るだけで少し酸味のあるこの漬物を思い出して涎が出るのである。
と、ここまでの文は仕事の合間に書いたのですが、帰る頃にはかなりの雪、明るいうちにタイヤにソックスを履かせておいたのでなんとか無事に帰ってこられました。
明日の様子次第では仕事に行けないかもな…