昨日の最後に書きましたが、昨日の昼食にと蕎麦打ちをしたところ、これが大失敗。うどん打ちも含めて、麺にすらならなかったのは初めて。今日はその顛末をご紹介しておきます。
蕎麦打ちは今回が5回目。前回の失敗は、切った時に蕎麦が短く切れてしまう問題でした。つなぎの小麦粉はうどん用の中力粉を2割混ぜています。前回は混ぜ方が原因かも、と思って今回は念入りに混ぜました。
水を入れてさらに念入りに混ぜたつもりでしたが…
100回以上しっかりとこねました。前回ぶつ切れになってしまったのは水が多すぎたかも?と思って、少なめにするというのが今回の工夫点でしたが、多分それが更なる失敗の原因。蕎麦の生地作りは本当に難しいです😓
いつものように伸ばしていきますが、縁がすでに乾燥してひび割れています。これを折り畳んで切るわけですが、折り曲げたところが簡単に切れてしまう。全然弾力が足りないんですね。水不足か、包丁の切れが悪いためか。
切った時の写真はありませんが、生地を三つ折りにして切ってみると、折れ目の部分がほとんど切れて(折れて)しまいました。前回のように、これでも茹でれば食べられますが、失意のあまりとてもそうする気にはなりませんでした。うーむ、どうすればよかったのか。
次なる問題はしくじった蕎麦をどうするかですが、蕎麦にならない以上食べることができません。油で揚げると美味しい、と何かで読んだことはあったのですが、揚げ物って油を使うし難しそうなので、もう無理か…勿体ないけど捨てるしか…断腸の思いである。
その時妻が、捨てるのはもったいない。揚げれば良いのであればやってみようか、と。
というわけでダメ元ですが切りかけた生地を少しだけ水を加えてこね直し、ポテトフライぐらいの太さに切って、妻にフライパンで揚げてもらいました。
揚げ物って難しそう、天ぷらみたいな鍋で油をいっぱい使って…というイメージでしたが、妻のやり方はフライパンに切った蕎麦がギリギリ浸るぐらいに浅く油を入れて、こんがりするまで揚げるだけ。さすがベテラン主婦、次々に狐色に揚がったフライド蕎麦が出来上がっていきます。
切り方は適当。見た目はフライドポテトみたい。
実は揚がったそばからどんどん食べていました。塩を振って。カリカリでサクッとした食感はまさにフライドポテト。味はというと・・・お、意外にいける!
塩を振るとおつまみとして、砂糖なら「芋けんぴ」みたいなおやつになりそう。どちらも美味しかったです。ただし普通に蕎麦を食べるのと違って、蕎麦の味はあまりしませんでした。
やはり蕎麦は蕎麦として食べるのが一番、ということですね。でも、もう捨てるしかないと思った蕎麦の生地を活かすことができて本当によかった。妻よありがとう❗️
ただし普通に蕎麦2人前の分量だったので、かなり満腹になってしまいました😅
今回は蕎麦打ちとしては大失敗で、そこは残念でしたが、失敗した時の次善策を経験することができたのは大きかったと思います。でも次は失敗しないように、もう一度研究してみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!