しもた屋ANNEX

カメラと平凡な日常と

週末うどん部屋【番外編】 蕎麦とうどんのコラボレーション(?)

昨日は胃カメラがあってできなかったのですが今日はお昼に食べるうどんを打ちました。ただし今回はいつもと違う「番外編」をお送りしたいと思います。

 

何が番外編なのかというと、今回のはうどんというよりは蕎麦に近い「6割そば」とも言えるものに結果としてなってしまったから。というのは先週、長女が勤務地の福岡へ戻っていく時にうどんを打って振る舞ったのですが、そのとき3人前作ったためうどん粉が100gと中途半端な量だけ残っていたのでした。次の粉も買ってあるので混ぜて使えば良いのですが、実は蕎麦粉もこれまた中途半端な量が残っている。この際混ぜてしまったらどうか、と思い立ってやってみたというわけです。

 

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計ってみるとうどん粉100gに蕎麦粉は160gもあったので、蕎麦粉が6割ほどになってしまった。蕎麦粉入りうどん、ぐらいのつもりだったが、世間ではこれを6割蕎麦と呼びますね😅

 

とにかく作っていきましょう。

 

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こうして見ると蕎麦は香りが強い。

 

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配合比を計算したうえで食塩水を作ります。食塩なしでもいけたのかもしれませんが。

 

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全国製麺協同組合連合会では、そば粉30%以上、小麦粉70%以下の割合で混合した原料を用いたものを日本そばと呼ぶそうなので、その定義で言うとこれは蕎麦以外の何ものでもありませんが…

 

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今回はあくまでうどんのつもりで作るので、こね鉢などは使わずうどん流で足踏みしてこねます。

 

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初めはちょっとポソポソした感じで不安でしたが、半時間ほど寝かせるとそれなりにしっとりとしてきました。

 

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いつものうどんと比べると柔らかく、伸ばすのは楽でした。

 

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蕎麦のつもりで細く切ると前回のような失敗作になると思い、太めに切ります。

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なんとか麺になりましたが、蕎麦粉が入るとやはり粘りが少なく、千切れてしまいがち。あらためて蕎麦打ちの難しさを痛感しました。

 

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茹で時間も加減がわからないので様子を見ながら、8分ほど茹でました。

 

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うーむ、やはり見た目はうどんというより太い蕎麦。ま、なんとか出来上がり!

 

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うどんのように太い蕎麦…なんともどっちつかずのような…

 

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いつもの1.3倍の量なので、なかなかの大盛りに。

 

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食べてみると味はやはり蕎麦でした。ただし太いので噛みごたえがあるのと、うどんに近い分滑らかさがありました。(ちょっと不格好なので箸上げの写真はなし)蕎麦打ちのプロが見たら鼻で笑われそう。

 

まあまあ、実験的な試みの割にはちゃんと美味しく食べられました。ご馳走様😋

 

これで蕎麦粉は使い切りました。今回は「週末うどん部屋」と「おうちで蕎麦打ちチャレンジ」とのコラボ企画でしたが(単なる余った粉の始末とも言いますが)、ちゃんと麺にすることができたので実験としては成功でした。が、正直うどん粉だけの方が美味しかったかも…😓

 

先ほども書きましたが、定義としては蕎麦粉が3割入っていれば蕎麦と呼んで差し支えないらしい。趣味で蕎麦打ちをする場合は十割や八割にこだわりがちですが、うどん粉の割合を増やせば作りやすいし味もちゃんと蕎麦の味がします。喉ごしも良くなるし、こだわりのない人には五、六割がお勧めかも。

私は蕎麦は当分作らないと思いますが 笑

 

次回は新しいうどん粉でうどんを打ちます。お楽しみに!