しもた屋ANNEX

カメラと平凡な日常と

PENTAX17発売に寄せて その1

一昨日に書いた、PENTAX17の発売に刺激を受けて押入れから出してきたカメラの話です。まあ、代わりにはならないんだけどね〜

 

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とりあえずフイルムのコンパクトカメラでプラ製でないものをチョイス。

左上 OLYMPUS 35DC 

右上 OLYMPUS TRIP35

下 YASHICA ELECTRO35GX

いずれも実働品(のはず)。

 

PENTAX17とは全く異なるカメラたちではありますが、まずはフイルムカメラで、レンズ交換式ではないコンパクト型かつ露出オートのものを選んでみました。レンズはいずれも40mmで、PENTAX17(換算37mm相当)に近い画角。

 

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OLYMPUS TRIP35

OLYMPUSといえばハーフカメラのペンが有名ですが、こちらはペンのフルサイズ版とも言うべきトリップ35です。私が子供の頃に買ってもらったのと同じカメラですがこれは後に手に入れた2代目。PENTAX17と似ているところはゾーンフォーカスである点。他の2台はレンジファインダーを備えています。特筆すべきは電池のいらないセレン式露出計であることで、A(オート)に合わせておくと自動でシャッタースピード(2段階)と絞りが変化。また光量不足のときはファインダー内にいわゆる「赤ベロ」が出てシャッターが切れなくなるという親切設計です。

 

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これのおかげで失敗写真が防げるのである。アナログだがとてもよくできていると思う。実際よく売れたカメラで、30年以上販売された超ロングセラーだった。

今回の3台の中では一番小型ですが、PENTAX17にサイズ的には近いかも。(PENTAX17:127x78x52 mm、TRIP35:123×72×57mm)写真で見ると大きく見えるけど意外に小さいんだな、PENTAX17。ただし重量はTRIPの410gに対し、17は290gと軽いらしい。やはりボディがエンジニアリングプラスチックとマグネシウムであるためだろうか。

 

…というわけで、まだ1台目だというのに書くことがありすぎて長くなってきました。時間も遅くなるので、残りの2台は次回以降に書くことにします。ちょっとマニアックになってしまいそうなので抑えていかないと旧ブログの二の舞に…

本日はここまで!