しもた屋ANNEX

カメラと平凡な日常と

デジカメ黎明期の話

子供の頃から使っていたのはフイルムカメラだったわけですが、デジカメが一般人にも買えるようになってからはずいぶん色々使ってきました。歳がバレちゃうのでアレなんだけど、最初に使ったのはSONYの、まだサイバーショットが出る前の「デジタルマビカ」というカメラだったんだけど覚えてる人はいるのかな?まだまだ高価だったので、いろいろ理由をつけて勤務先の予算で買わせた記憶がある・・・

それはともかく、そのマビカは何と、記録媒体がフロッピーディスクだったんですよ!まだSDカードもスマートメディアも何もなく、本体内蔵のメモリーに保存しておいてあとでPCに移すという仕様が一般的でした。この機種なら、当時どこにでもあったフロッピーディスクで別々の人がそれぞれの出先で公私共に使って持ち帰ることができたので便利だったのだ。

ちょっと調べたらいろいろ情報が出てきた。当時やはり10万円ぐらいしたようだ。写真はSONY公式にもあまりなかったのでwikiより拝借。

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フロッピーとはいえ、メディアを取り出せるというのは斬新だったようだし、仕事場の会議で「これにしましょう!」と意見を出した私も先見の明があったと言えよう。(ただ私用に使いたかっただけという話もあるが)

当時はデジタル物に対する知識や常識が全くなく、これを借り出してシーカヤックという海上のレジャーに持って行ったのもいい思い出。よく壊れなかったもんだ😱