しもた屋ANNEX

カメラと平凡な日常と

10年前の紅葉写真@京都

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あれからもうそんなに経つのか?と少し驚いた。歳をとるわけですね~

今日は仕事が忙しくて帰りも少し遅くなり、何を書こうかと思いを巡らせていて、ふと思い立って前に書いていたブログの、ちょうど10年前の記事を見返してみたのね。

当時のブログは文も拙く、内容が変にマニアック寄りで、こりゃあ誰も読みたくないよなぁ、というものなのでそのまま転載することはできません。代わりにその時掲載した紅葉の写真と、それを撮影したカメラとレンズをご紹介したいと思います。

 

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敢えて加工も補正もしていません。

 

カメラはSONY α7(初代)、レンズはロシア(ウクライナ)製のジュピター12というもの。

 

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場所は京都の、府立植物園。紅葉のシーズン真っ盛りで、紅葉の名所は激混みだろうからと比較的人の少ないここに妻と、当時京都で大学生だった長女と3人で行ったのでした。

 

ジュピター(ユピテルとも)12というこのレンズは、旧ソビエト時代にドイツのコンタックス用レンズ、カールツァイス・ビオゴンというレンズのデッドコピー。いわゆるロシアンレンズ、またはソビエトレンズと呼ばれるものの一つです。マウントはキエフコンタックスマウントで、α7にはアダプター経由で取り付けています。スペックは35mm f2.8と当時としてはかなりの広角でした。

 

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元々このレンズがついていた、ウクライナ製「キエフ」。今はキーウと呼んだほうが良いのだろうか?

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後玉がマウント面より大きくフィルム側に突き出ているのが特徴。これのせいで装着できるカメラが限られます。同じコンタックスでも戦後モデルには取り付け不可という…。

 

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当時(戦前です)の設計では限界があったのか、周辺が流れる。撮影した頃はダメなところばかり気になりましたが、今見ると色もいいし、それほど悪くないですね。

 

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ちょうど10年前の今頃。クリスマスのムードが出てきた頃でした。

 

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当時も書いたんだけど、光源の影響を受けやすく、フレアやゴーストが出まくり。内部反射のせいか、とか当時は分析して書いていた。若くて熱心だったのね、私。

 

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自分としては頑張って発売日に買った初代α7。発表日のイベントまで行ったもんね。今では当たり前にある、フルサイズ・ミラーレスの発売に大興奮でした。

その後手ぶれ補正のあるα7Ⅱに買い替えて、買い替えはそこで止まっています。だって性能は充分だし、最近のは高くて買えないんだもの。バッテリーが大きくなったα7Ⅲがあればもう十分なんだけどな。そのうち買うかも。

 

そんな訳で、懐かしい写真を見つつ、10年という年月があっという間だったことに感慨深い思いがしました。

今回珍しくオールドレンズの話を書きましたが、また少しカメラへの情熱が戻ってきそうな気がしています。

あんまりマニアックにならないようにしながら、ね。