趣味でイタリア語を勉強しているのですが、最近は仕事が忙しくてなかなか時間が取れません。いわゆるスキマ時間に「デュオリンゴ」というアプリを使って練習しているのですが、このアプリにも色々と問題点があり、多少の効果は感じられるものの、これだけで語学が上達するものではありません。(売り物の英語が特にひどい)
なんとか効果的な学習法はないものかと、夏休みごろから始めたのがイタリア映画を観たりイタリア語の歌を聴いたりすること。以前に少し紹介しましたが、「あしたのパスタはアルデンテ」とか「丘の上の本屋さん」また古典の「自転車泥棒」といったイタリアの名作映画は面白かったし、劇中で流れる歌も勉強に役立つものでした。
イタリア語の歌詞を知りたくて見つけた「Letras.com」というサイトはなかなか便利で、よく参照します。そんな中で最近また気に入った曲を見つけて、ここ数日ずっとその曲が頭の中を流れ続けていてちょっと困っているのですが…
それがこの曲。1983年にリリースされた、トト・クトゥーニョという歌手の歌う「L'Italiano」です。当時結構世界的にヒットしたというのですが知ってました?
L'Italianoというのは「ザ!イタリア人」というぐらいの意味で、サビの部分の最後にSono l'Italiano, Italiano vero.(私はイタリア人、真のイタリア人。)と言っているので分かるように、アメリカなど外国の文化に流されないイタリア魂、みたいなものを歌っているんだと思うのですが、これがまたクトゥーニョさんの独特のダミ声と合わせて、一度聴いたら病みつきになる歌なんですよ。
以下はスクショなので、曲を聴きたい人は上のリンクからどうぞ。
Apple Musicもリンクされていますが、Youtubeのリンクもあるのでそちらから観ましょう。
日本の昭和歌謡にも通じるメロディやキャッチーなサビ、ダミ声、少し風刺の効いたミュージックビデオ、などイタリア語に特に興味がない人でも、昭和時代を過ごした人ならきっとメロディが気に入って、耳について離れなくて困ると思いますよ!「ザ・イタリア人」という曲なのに、ビデオはあえてフランスで撮影されているところも奥深い…
どう見てもパリ・シャンゼリゼ通りにて。ニセのイタリア文化?を批判しているような。
トト・クトゥーニョというその歌手は、残念ながら昨年2023年に長年患った病で亡くなったそうです。イタリアでは国民的歌手だったようなので、他の曲もたくさん聴くことができます。この「Letras.com」というサイト、繰り返しになりますが、楽曲と歌詞を同時に見ることができて本当に便利。私はたまたまイタリア語から入りましたが、イタリア語とは関係なく国内外の多くの曲が翻訳されているのでお勧めです。日本の曲もありますよ!
現在の感覚で見るとダサいのですが(笑)だんだんクセになること間違いなし。
ブログも2年目に突入したというのに、最近このような話題やうどんの話ばかり書いていて、カメラのことを全然書いていないじゃないか。と怒られそう(誰に)ですが、本当に仕事で疲れていますので撮影の暇なし、お許し下さい。
今日はこの辺で!