しもた屋ANNEX

カメラと平凡な日常と

オリンパスE-PL7を購入。

このところDマウントも含めてレンズを立て続けに買っていて、中古ばかりとはいえなかなかの出費なわけですが、物入りついでに前から買おうと思っていたカメラを購入しました。それがOLYMPUS PEN Lite E-PL7です。

 

レンズは前から持っているED14-42mm F3.5-5.6EZ

 

2014年発売とのことなのでもう11年前のカメラです。これの先代であるE-PL6も持っているので、似たようなカメラを何でまた?とお思いかもしれないが(というか、どうでもいいかもしれないが)、私にとってE-PL6と今回の7との違いは大きく、今回比較的お値打ちな中古品を見つけたので思い切って(3万円ほどで)買ったという次第。最近中古カメラが値上がりしててつらい…

 

外付けEVF(後述)を装着した姿。

 

PL6があるのにわざわざこれを買った理由は、第一に私がPL6を大変気に入っているから。というと矛盾しているみたいだけど、PL7はPL6の美点を継承しつつ、足りない部分を補っているという、まさに私が必要としているカメラなのだ。

 

ではその足りない部分とは何か。それはWi-Fiである。6にはWi-Fi機能が付いていないのだ。だからこれまで6で撮った写真をブログに載せるときには、メモリーカードを一旦抜いて、Wi-Fiの付いている他のカメラからスマホに転送していた。これがWi-Fi転送に慣れてしまった今は地味に面倒。昔買ったFlashAirという無線LAN付きSDカードも持っているのだが、それは同じくWi-Fiの付いていないPENTAXQで使用中。もう一枚FlashAirを買えば、とも思ったけど、探してみると今現在FlashAirは需要が少なく生産中止?のためか非常に高価なのね。もし買っても今後必要になるケースは少なくなる一方だろうし。それならいっそ新たにWi-FiがついたPEN Liteの新型(当時)を買えば解決。これが一番大きい理由だと言っていい。もう少し安く買えるはずだったんだけど最近中古カメラが値上がりして…(2度目)

 

カメラが小さいのでEVFが巨大に見える。

 

もう一つの大きな理由は、外付け電子ビューファインダーVF-4の存在である。このVF-4もまた私は非常に気に入っていて、これまで他にOM-D E-M10(初代)も持っているのにあえて似たようなサイズのPL6を使ってきたのもこのビューファインダーがあるからこそ、だったのだ。E-M10(初代)はOM-Dシリーズの末弟だけあって初めからEVFを装備しているが、実はそのEVFのドット数は144万ドットで、外付けVF-4の236万ドットより数字の上でも見え方も劣るのである。(236万はフラッグシップ機E-M1 markII/III/Xと同じ。すごい。)中古で買うときもなかなか高かったVF-4、できるだけ長く使いたい…

 

持ち運ぶ時は外さないと邪魔になる。

 

ところがこのVF-4という電子ファインダーもまた需要がないのか、対応しているカメラはPEN LiteシリーズだとPL8まで、PENだとP5までで、それ以降のカメラには装着できない。後継機も出ていないと思う。どうして?どうして僕の気に入ったものはすぐにディスコンになってしまうの?と嘆いても仕方ない、せっかく持っているVF-4を末永く使えるようにとの意味も含めて、PL7を買ったのだ。PL8も考えたが、性能はほぼ同じで少し高いのでとりあえずやめた。今後お手頃なのがあったら買うかもしれないけど。

 

結構値段が張るのに使えるカメラがなくなるのは切ない。ファインダーの見え方はフラッグシップ級の優れものなのだが…

 

くどくどと長文になってしまいましたが、このような理由により今回E-PL7という11年前のカメラを買うに至ったというわけです。まだ届いたばかりですが、中古としてはまずまずのコンディションで、元箱も残っている。問題はE-PL6との使い分けですが、別々のレンズをつけて2台持ちとかでも良いんじゃない?バッテリーも共通だし、センサーもほぼ同じだから画像を見ても同じカメラとして通用しそうだし。

 

使い心地もほぼ6と同様かと思いますが、細かいことはまたレポート(今さらにも程がある)したいと思います。そういえばこの機種の最大の目玉、自撮りに便利な下向きに開く液晶モニターのことを書くのを忘れてました。こちらもまた別の機会にレポートします。お楽しみに!(需要あるのか?)

 

ではまた!