しもた屋ANNEX

カメラと平凡な日常と

ZUIKO DIGITAL 14-54mm

このところ続けて書いているのが久しぶりに取り出したマイクロフォーサーズ機、OM-D E-M1 markⅡで(マイクロでない)フォーサーズマウントのレンズを使うという話。話のついでで、markⅡと相前後して手に入れたこのレンズにも触れておきます。

 

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ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2,8-3,5

前回の11-22mmと同様、今から20年以上前に発売された、オリンパスフォーサーズシステムの、中級シリーズ(通称「竹」レンズ)のうちの一本。

 

値段のことを言うのは野暮ですが、外観の状態が悪かったため、なんと7,000円程度で購入できてしまった。ピントリングのゴムは加水分解でドロドロだったので、やむなくヘラでこそげ落として、とりあえず家にあった隙間テープを貼ってみたらこれがなかなかいい具合で、以来そのまま使っている。

 

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嬉しいことにフードも付いていた。

 

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左がこのレンズ、右は前回書いた11-22mm。デザイン・大きさともによく似ている。

 

元々はこのカメラの定番とも言えるM.ZUIKO 12-40mm PROが欲しかったのですが、ボディを買ったばかりで予算オーバー、古くて底値になっていたこのシリーズをつなぎのつもりで買ったのですが、実はフォーサーズシステムが現役だった昔から大変評価の高いレンズだったのである。

 

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今夜は冷やし中華でした。

ZUIKO DIGITAL 14-54mm

 

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上14mm、下54mm。どちらも最短距離付近です。とても寄れるレンズなので、11-22mm以上にテーブルフォトに最適。

 

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オールドレンズというほど古くはないんだけど、最新のに比べると柔らかい描写であるように感じます。(最新のはあまり使ったことないけど😓)

 

開放F値が2,8になるのは広角側のわずかな部分だけですが、とにかく寄れるレンズなので、寄れば開放F3,5でも背景がいい感じにぼけてくれます。さすがに外観は傷んでいますが実用性は十分、使うほどに良さがわかる類のレンズなのではないでしょうか。

 

これならM.ZUIKO 12-40PROは…まあやっぱり欲しいけど笑、ズーム域も被ることだし、他のレンズ(他のマウント用も含めて)を先に検討しようかなぁ、と考えが少し変わってきてしまいました…

そういえばペンタックスK-1用のいいズームレンズがないんだよな、なんて。

 

こうしてひさしぶりにカメラの話が書けるのも、昨年度と違って仕事に関して心が晴れ晴れとしているからに他なりません。昨年はいかに心が塞がっていたのか、今よくわかります。思い立ってE-M1を取り出してみたのが良いきっかけとなりました。少しずつ、外での撮影もしていきたいと思っています。

 

ではまた明日!