金曜日の今日、妻はお友達に誘われて、奈良国立博物館で行われている正倉院展に行きました。
入場券です。今回の目玉であるらしい鏡があしらわれている。
調べたところ、これは「花鳥背円鏡」(かちょうはいのえんきょう)という御物で、聖武天皇ゆかりの鏡のひとつだそう。奈良時代の宝物を今こうして現物を見ることができるなんて、考えてみると物凄いことですね。
妻撮影。朝一で行ったおかげで思ったほどの人出ではなかったそうです。
オフィシャルなお弁当も食べたそうです。羨ましい…
私はというと、妻が早く出かけたのでいつものおにぎりは無し、買っておいてもらったパンを食べました。ちくわパン美味しかったよ。
お土産に、展示品の一つ「碧瑠璃魚形(へきるりのうおがた)」というガラス製の飾りを模したストラップをもらいました。
実物はこんな感じらしいです。
お目目もあって愛らしいですよね🥰
いつもは妻が猫ちゃんたちにお昼をあげているので、帰りが午後になるのを少し心配していましたが、義母に頼んでごはんをあげてもらったとのことで安心しました。妻も久しぶりのお友達との外出で、楽しかったようです。
もう一つお土産として、高速餅つきで有名な「中谷堂」の草餅も買ってきてもらったのですが写真撮る前に食べてしまった…懐かしい味でした。
正倉院の御物は天皇家の所有物であるため、国宝どころではない宝物。教科書にも載っている「螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんごげんのびわ)」や香木の「蘭奢待(らんじゃたい)」などが有名ですね。また正倉院の建物そのものも奈良時代からの現存品であるのだそうで、それもすごい話。その宝庫の封印を年に一度だけ開けて、内部を点検する儀式「開封の儀」に合わせて、一部が公開されるのが正倉院展なのですね。「開封の儀」という言葉は動画やブログで(家電品や食べ物の開封シーンなどで)気安く使われていますが、本来は天皇家の神聖なる儀式なので使い方に気をつけましょうね。(閉じる時の儀式は「閉封の儀」)
また奈良や京都に行きたくなりました。
今夜はこの辺りで👋