当ブログではあまり話題にしていませんが、パリオリンピックがたけなわですね(「酣」という字を書いてたけなわ、と読むらしい。「物事の真っ盛り」という意味だそうです)。仕事中はテレビ見ないので、家に帰ってから寝るまでちょっと観るという程度で、特に強い関心があるわけではありません。
それほど熱心には観ていないですが、男女体操競技やフェンシング、卓球やバドミントンほか、さすがオリンピックだけあってどの国の選手もレベルが高いな〜と感心して観ておりました。
ただ私には凄さがよくわからなかったのがスケートボードの「ストリート」(念の為に言っておきますがスケボーの選手を貶したりするつもりは全くございません)。解説の人も力説しておられたように、非常に難しい技を繰り出しているのであろうことはわかるんです。しかしこのストリートという種目、せっかくついている4つのホイールではなく、板の部分で、公園の手すり風のところをガーッと滑り降りるところが主な争点であるという。それを同じくスケボーを初めて見た妻から聞いて、正直えぇ…ってなった。繰り返しますが、難しいことをしてるのはわかる。自分には一生かかっても出来ません。しかし、せめてスケボー本来のタイヤ?ホイール?で滑走するところで勝負するわけにはいかないのだろうか。板の裏側で手すりを滑るって…なんだか… 大事なボードに傷がつくし、手すりのペンキが剥がれるじゃないの。と年寄りには違和感が拭えないのです。
この競技の起こりはたぶん街の公共施設や公園などでの遊びから始まったのだと思うけど、そもそも公園や公共施設の前の広場なんかには「スケボー禁止」ってずいぶん前から書いてあるし(手すりのペンキが剥がれるだろうから)、たとえ禁止されていなかったとしても、そういう場所に集まって技を競い合っている少年たちは、保守的な大人たちからは正直あまり良いイメージを持たれていない気がする。
まあしかし、今回は鍛え抜いたアスリートたちによるオリンピックの晴れ舞台。どれどれ観てみるか、ってテレビで観戦してみれば、素人目にはぜんぜん良さがわからない。こ、これは…と我が家では、「なんかつまんないね」という感想。すみません!
やはりアメリカのXゲームズに代表されるエクストリーム系スポーツは(冬季のスノーボードなども含めて)オリンピックにはそぐわないのか?(ドレッドヘアでずり下げズボンの某スノボ選手を思い出した)と思いかけた時、前置きが長くなりましたが、昨日テレビでBMXという競技を見てその考えは覆されたのでした。何これ、すげえカッコいいじゃないの。
私も子供の頃に自転車が大好きで、漫画「サイクル野郎」を見て自転車ツーリングに憧れたり、今ではあまり見なくなったけど「サイクルサッカー」といって自転車の前輪でボールを蹴ってするサッカー、みたいなのを雑誌で見てすごいな〜と思っていたので、この自転車で宙を舞い、自在に技を繰り出す種目には度肝を抜かれました。
と長くなりましたが、スケボーを観てXスポーツに幻滅しかかっていたのですが、BMXで名誉挽回という風に感じたという話。素人のたわごとですので悪しからず…
さて今日も暑かったですね。夕食時も珍しく食欲があまりなかったのですが、
冷たい刺身こんにゃくと鶏肉とカシューナッツの炒め物、でなんとか美味しく頂きました。
今日から8月、暑さもこれからますます酷いことになりそう。共に乗り切っていきましょう。
今夜はこの辺で!