訳あってほぼ、一年ぶりに元の職場で勤務することになりました。
自分勝手な理由で、たくさんの同僚に多大な迷惑をかけてしまいました。
袋叩きにはならないまでも、みんなから冷たい態度をされても仕方ないと覚悟していました。
ところが、朝ドキドキしながら仕事場に行くと、廊下などで行き交うほとんどの人が一年前と変わらない笑顔で接してくださったのです。ほんと、美談みたいな話を書くのは苦手なのですが、私は感激したのです。人の世というものも、まだまだ捨てたものでもないんだな、と。そして自分自身の弱さ、身勝手さをあらためて感じた次第です。私も定年退職まであと数年というところまで来ました。思えば30数年の間、人に対する思いやりとか感謝の気持ちが欠けていたな、人にやさしくされるとこれほどまでに有難いものなのだな、と、やや大げさながら実感しました。人間の寿命なんて限られているのだから、残りの何年かを、誰かに喜んでもらえるようなことに使えたらな、と今は思っています。
ちょっと綺麗すぎる話でしたかな。
気分を良くした私は、帰りにいつもより多めにアルコール飲料などを買い込み、今夜も猫ちゃんたちと一緒の居間で寝てしまおうと思っています。
枝豆(冷凍)とビール(風飲料)。